自然の中での豊かな時間を味わう「釣り」。
今回アウトドアアクティビティの一つとしておすすめしたいのが「釣り」。
釣りもキャンプも、自然の中で過ごす時間が何よりの魅力。
竿を垂らしながら水面を眺める。
焚き火の火を見つめながら、時間の流れを忘れる。
普段の生活では味わえない、そんな贅沢なひとときがそこにあります。
どちらも「自然と対話する時間」があなたの一日を豊かにします。
■釣りに出かけよう
都会では味わえない空気感、どこかの境目で変わる冷たい空気。
そよぐ風を頬に受け、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。
もう釣りへの没入は始まっている。
もう何年前に買ったのかわからない釣り竿。長年の相棒を手に取りながら構える。
池や湖に近づくにつれて漂ってくる水の匂い、足音を立てずに近づきながらこれから起こる様々な体験を想像し、ワクワクする。
ルアーを投げた先、 水面の下にどんな地形が広がっているか、 どこに岩があって、魚は今どんな気持ちでその場所にいるのか…
“魚になりきって”その行動を妄想する。
見えない世界を想像しながら、自分の手でその「答え」を引き寄せるように思考を巡らす。
そこにロマンがある。
■釣りは“賭け”
言ってしまえばギャンブルに近い。
今日なのか明日なのか、天気はどうか?
釣れるのか釣れないのか、そもそも魚が居るのか居ないのか…
それは竿を垂らしてみなければわからない。
でも釣れたとき。
自分の思い通りに型がハマまり、気持ちが高揚する瞬間が心地いい。
「よっしゃ!」
誰もいない湖畔で、思わず声が出てしまう。
根っこは単純な“負けず嫌い”なのかもしれない。
そして釣れた魚を友達に自慢したかったんです。魚を見せる時の高揚感はなんとも言い難い。
「お前、マジかよ!」っていう反応が、みんなの驚く顔が見たかったのかも。
■ 自分だけの「豊かさ」を見つける時間
釣りにしばらく没頭したあと、ふっと手を止める。
口が渇いていることに気づき、椅子に腰掛けクーラーボックスからおもむろにお酒を出す。
少し肌寒くなってきた空気、 水の匂い、少し湿った風、そして心地よい疲れ。
たとえ魚が釣れなかった日でも、 静かな水辺で飲む一杯があれば、それはそれで大成功な一日。
釣果も、お酒の銘柄も、誰と行くかも関係なく、
「今日はいい時間だったな」と思えたら、それでいい。
「釣り」は、アウトドアの楽しさを何倍にも広げてくれる手段の一つ。
自然と向き合い、豊かな時間を味わう——。
次の休日はどこへ行こうか。
ぜひあなただけの特別な時間を見つけてください。
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